BUMP OF CHICKENの新アルバム『aurora arc』の感想② アイラブユーが過ぎる
前回の続きから。
08.アリア
TVドラマ「仰げば尊し」主題歌。
「ラララー」「オーイエーアハーン」等の感嘆詞を入れた曲をよく作る傾向がある藤くん。アリアもそういった曲の一つです。
きらきらおしゃれ。
改めて歌詞を読むと中々飲み込みにくい。ざっくり「あなたがいたから今の僕がいる」、っていう「君」への感謝の歌なのかな、と思っています。
実はアルバム収録されたものは少し手を加えられている。アウトロの音で気付いたリスナーも多いのでは。新しく加えたというか、楽器の音が大きくなって聴きとりやすくなった?(楽器に詳しくないので何の楽器の音かをはっきり説明できないのが歯がゆい。)
アルバム発売前から聴きまくっていた末期患者の筆者はイントロで新しい音が入っている事に気が付いた。他にもラストのサビ前でも聞こえました。シングルver.より荘厳な感じがプラスされて凄く良いアレンジだと思います。なおシリウスは…くっ…!
なおドラマは見ていません、、すいません
09.話がしたいよ
映画「億男」主題歌。
初めて聴いたのはスクールオブロックのリリース直前フル音源放送。泣きそうだった。
この曲はただただ、
藤くんの声が良い。
いっぽう歌詞は「おくすり」とか「ガムぺってして」とか、少し珍しかわいいワードが印象的です。
ピアノの入った曲はこれからも増えて欲しいと思う。筆者的に藤くんの声と親和性が高いと思うので。
アルバムジャケット写真がボイジャーの写真なのは最高にロマンチックで素敵ですよね!(ボイジャーから写した地球の写真)
ところでMV…君らジャニーズか?
40になってもあんなにかっこいいの。なに?なんなの?
10.アンサー
TVアニメ「三月のライオン」第一期OP。
羽海野チカさんとbumpファンにひたすら愛し愛された楽曲。コラボ曲のファイターもすごく好きです。このコラボで三月のライオンを知って、ハマって、原作まで集めた筆者です。
この曲はチャマのベースのテンポが子気味よくて好きです。なんか、首が動く。
こいつぁ相当なスルメ曲ですよ。リピートしたらしただけ、好きになります。中毒性が高いので気をつけて下さい。
「生まれる前の歴史」
ってフレーズがなんかお気に入りです。
11.望遠のマーチ
スマートフォン用ゲーム「妖怪ウォッチワールド」タイアップソング。
ガンホー公式の生放送で流れたPVはイントロからワクワク感が凄かったです。シングルver.とは別収録のバージョンなのですが、今はYouTubeから消えてしまっているので聴けなくて残念です。当のゲーム自体は空気でしたが…まあ、パクリ感あったし、、ね?
疾走感ある曲ですが、それ以上に歌詞が神です。
ネガティブな部分も隠さない歌詞は、なあなあにされて脳死で「できる君ならがんばれできるがんばれ」って言われるよりずっと良いです。
言葉選びも相変わらずのセンス。
「秒針にそこを差されて止まっている」
って表現に脱帽です。どっから出てきた。
「希望」と「絶望」から「望遠」っていうワードをもってきたセンスも天才的すぎてしんどいです。
あと、チャマのベースがえぐいカッコいいです。
12.Spica
TVアニメ「重神機パンドーラ」ED。
筆者的にフルの期待値がかなり高かった曲。素敵なアレンジで大満足です。
広がる宇宙感。夜になると聴きたくなる曲。
んでもってangel fall以来のゴスペル。最高のアレンジだと思います。
例のサビ前のスクラッチ音だけはどうにも耳障りで、好きになれなかったのですが、今は慣れました。
aurora arcに入って、改めて好きになった曲です。
歌詞も素敵ですよね。結婚式とかで流れたら泣けそうです。(筆者、遠い目をする)
おや?…次の曲は…これは
13.新世界
ベイビーアイラブユーだぜ!イエァ!
ふぅ…
えっとですね、前回「記念撮影」に対する愛を書きましたが、正直これのフルを聴いてからはそうもいってられなくなりました。再生回数もどっこいどっこいです。神曲です。
ストレート過ぎてしんどいです。
真面目な話をすると、「新世界」の愛情過多な歌詞は、今の人類の悩で処理をするのは不可能とされています。本楽曲の音声がイヤホンを経由し悩に到達すると、リスナーはセロトニンの過剰分泌で興奮とそれに伴う鼻孔からの出血、強い中毒症状を引き起こし、最悪死に至ります(wiki)。 中毒者は「此処が“新世界”か…」などと供述しておりry
ちょっと大げさに言い過ぎましたが、失神くらいはします。
サブスクが解禁されてからは、もっぱらBUMPの布教用曲です。
今までBUMPを追いかけてきて良かった、って思います。これだけ貰った愛を全部返せる気がしませんが、せめて一生ついていきます。抜け殻になるまで。よろしくおねがいします。
書き忘れた。ロッテ70周年記念アニメーション「ベイビーアイラブユーだぜ」タイアップ曲です。
このタイアップ、控えめに言って神です。アニメも素敵でおすすめなのでまだ見てない大馬鹿野郎は是非見て下さい。
聞こえなかったか? 見てこい…YouTube…!!
14.流れ星の正体
音楽雑誌B=PASSで掲載されていた「fujiki」という藤くん直筆の日記があり、その最終回にあたって、藤くんが書いた詩が元。
一番、二番、フルと、一つずつ確実にリスナーに届けてくれる感じは良かったですね。
aurora arcに収録されてやっと最後の歌詞が明らかになった訳ですが、ほんっとずるいですよ!泣かせてくれやがって、、!アレンジも相まって、涙腺が決壊しました。
アルバムの最後にふさわし過ぎる。一通り聞き終わると、余韻で放心状態になります。
「今日は何もない一日…」から追加されるギターの音からflame veinからjupiterあたりの古いBUMP感を感じます。きっと、彼らがリスナーへ届けたいものは、あの頃から何一つ変わっていないんだと思います。
ちなみに当ブログの名前もちき。はfujikiから取らせていただきました。mochiki。
まとめ
aurora arc、全曲振り返りました。アルバム全体としての感想を言うと
- 隙の無い“全曲が名曲”アルバム
- 藤くんのアレンジのセンスが光った
- タイアップだらけのくせに、アルバム「aurora arc」というテーマに違和感なく収まっている
ってところですかね。結論、いつもどおり名盤です。発売される前から分かってた。正直アルバム単位で優劣をつけるのはあまり好きではないのですが、アルバムとしての完成度の高さはユグドラシルに匹敵するレベルです。
あと、隠しトラックは平常運転の仲良し四人組で大変良かったです。だけどもエースはパヤパパひとり。
最後に、一発目の投稿でとても人様に読んでもらえる文章ではなかったと思いますが、それでも読んでくれた方には心から感謝を申し上げます。
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